新署名を広げ、強まる改憲の動きにストップを

          

岸田政権下で強まる改憲勢力の動き

  10月31日投開票された総選挙で、与党と維新の会を含む改憲勢力は、衆議院議席の3分の2を超える234議席を獲得しました。12月16日には衆議院憲法審査会が開かれる予定で、改憲勢力の動きが強まっています。

  岸田首相は11月10日の記者会見で、「今回の総選挙の結果を踏まえ、憲法改正を進めるため、党内の体制を強化し、国会における精力的な議論を進める」と発言し改憲に意欲を示すとともに、敵基地攻撃能力の保有に言及、補正予算では軍事費を7700億円積み増すなど、軍事予算の拡大を狙っています。いっぽう維新の会と国民民主党は衆参両院の憲法審査会を毎週開催するよう与党に求めるなど、改憲論議を加速させる役割を果たしています。

新署名を広げて改憲発議を止めよう

 改憲勢力の動きが強まる中で、全国市民アクションは改憲反対の新しい署名を提起しました。請願趣旨を書き換え、請願項目もより具体的なものに改められており、これまでに署名した方々にも再度声をかけ、当面来年5月3日の憲法施行75周年を目指して大いに新署名を広げていきましょう。来年7月には参議院選挙が行われます。市民と野党の共闘をいっそう強化し、立憲野党が3分の1を大きく超える議席を確保することで、改憲発議を阻止しましょう。

署名用紙はこちら=署名用紙