ピースアクションin 北千住に100人

市民が声を上げれば社会は変わる  東アジアの市民と手をつなごう!

 11月3日(金・祝日)午後、千住中居町公園でプレ集会後、千住ほんちょう公園まで鍋たたきデモ、笛・銅鍋・音の出るものを鳴らしたパレード、その後、北千住駅西口デッキで、「この国を変えるのは、私たち」人間の鎖大集会として、沖縄舞踊・トランペット演奏・歌、市民の一言トークを行い、平和を願う人たち100人超えの人が声を上げました。

 市民の一言トークでは、市民連合あだち小野洋事務局長が、「両親が満州行った。自分も満州で生まれたが、戦争が終わる直前には子どもを中国に置いてこざるを得なかった場合もあった。集団自決を強いられたり、本当に非情な体験をしてきた。また、この戦争の経験からわかったことは、「軍隊は庶民を守らない」ということでした。その例は、沖縄の地上戦争でもあったことです。戦後、日本国憲法で9条を持った日本が、今やらなければならないのは、仲介役を先頭に立ってやるべきだと思います。現在の岸田政権は、戦争反対の意思を示していません。今、大軍拡大増税を推し進めようとしている岸田政権がこのまま続いてしまったら、本当に大変な事態になると思います。みんなで「戦争反対!」の声を上げ、岸田政権を追いつめていきましょう」と訴えました。続いて、新日本婦人の会足立支部横川支部長は、「みなさん、ピースアクションにようこそ!」とあいさつをした後、歌を合唱し、紙芝居「平和をつくるレシピ」を披露してくれました。参加者から拍手がおきました。都議会議員(日本共産党)の斉藤まりこさんは、イスラエルとガザのリアルタイムな現状と国連での日本政府とアメリカの対応についての問題などを指摘し、日本政府がイスラエルの蛮行を批判し、即時停戦の外交努力をするように提案しました。ご一緒に声を上げていくことを訴えました。

 市民の一言アピールでは、3人の方が訴え、戦後生まれでも戦争中の体験を聞いて二度と戦争はいけないと思う、日本は絶対戦争してはいけない!などの思いをアピールしました。

 それぞれの平和の願いをひとつに、交流し共感できたアクションになりました。

 このアクションは、憲法9条を私たちの手で守り生かそう!ピースアクション in 北千住」実行委員会で千住9条の会が中心となって区内の市民団体や千住9条の会の役員など20人が呼びかけ人となってとりくんできました。

 デッキを通った若い人たちや中・高校生たちも一緒にうたうなど、その空間を共にし、平和の願いを交流・共有でき、楽しいアクションとなりました。